血液

照射法、線量 注記
General principle 照射は病変のリンパ節が存在するリンパ節領域(IFRT)を含めるが予防域は含まない方針.
例) 両側頚部・鎖骨下リンパ節腫大
→全頚部+鎖骨下 照射
右頚部リンパ節腫大のみ
→右頚部リンパ節領域のみ照射
悪性リンパ腫全般の緩和照射は4Gy/1or2frを原則とする
ホジキンリンパ腫  I-II期 化療併用:
IFRT30Gy  bulky massは化療遺残部に追加10Gy (マントルは1.5Gy/fr.).
照射単独はSTLIを原則
横隔膜上:マントルのあと脾上腹部、各々30Gy/20fx+IFRT10Gy.
腹部:脾上腹部+逆Yのあとマントル、各々30Gy/20fx+IFRT10Gy。上頚部進展はWaldeyer含、上頚部限局はマントル+Waldeyer、骨盤限局は脾上腹部+逆Y
化療はABVD4コースを標準
非ホジキンリンパ腫 化療(CHOP-R:3-6コース)後に照射が原則 I、II期に対してIFRT40Gy 化療後CRならIFRT36Gy
Orbital lymphoma 結膜リンパ腫: 電子線 40Gy/20fr. 鉛コンタクト使用 (眼窩内に病変が無いことを確認の上)
眼窩内リンパ腫: X線 斜入 40Gy/20fr.(+boost) (MALT以外)
MALTは24Gy
点眼薬
局所麻酔・抗生剤・ステロイド (べノキシール トブラシン フルメトロン等)
照射時:スコピゾル点眼
Thyroid lymphoma 化学療法あり: 甲状腺周囲 40Gy/20fr.(+α)
化学療法なし: Short T 40Gy/20fr. (+α)
Mycosis Fungoides 電子線全身照射
(30Gy/20fx、2ないし3方向使用。残った部分、頭頂、会陰部、足底は追加もあり。 )
残った部分はsmall fieldでboost.途中で指先はブロックの必要あり!!
Total lymphoid irradiation 線量:1.5Gy x 2/day, 2fx/day total 9Gy/3days
上のマントルは頸部以下まで、肺は完全カット。
下の照射では将来子供を作りそうな時にはS2までのレベルにとどめる。
Indolent lymphoma total 36Gy/18fr. 照射野は原則局所のみ。予防域は照射しない。
MALTリンパ腫(胃)

30Gy/15fr. 3週間で。

1回のみのRTPCTの場合、
CTVに加えるべき各方向のITVマージンは
右側15mm、左側15mm、
頭側20mm、尾側20mm、
腹側8mm、 背側13mm

 ITVに加えるべきPTVマージンは
左右27mm、頭尾21mm、腹背11mm

除菌治療を優先
除菌治療で十分な効果が得られない場合に

複数回撮影している場合は、全フェイズの画像を合算してPTVマージンをつける

精巣原発 精巣摘出術後、対側精巣予防照射30Gy/15fx(4MVX線、bolus5-10mm)
鼻腔限局NK/T CTV+2cm margin 50Gy+boost JCOG0211準拠
中枢神経リンパ腫(Primary CNS lymphoma) 残存あり: WB30Gy/15Fr +局所 10Gy/5Fr
残存なし(CRu):  WB30Gy/15Fr
  CNS
dissemination(+)
全年齢: 全脊髄照射 24Gy/HF or conv. 下縁S3まで.
全脳全脊髄のCTVはくも膜下腔とし,脊柱管ではない
眼球内リンパ腫 CNSリンパ腫に統合(2011.7)
(統合前: 眼球・眼窩+全脳(予防) 36Gy/20fr.
(統合前: 19.6Gyで眼球前方1/3カット )
脊髄内リンパ腫 化学療法あり
化学療法なし
全脊髄 30Gy/15fr.
全脊髄 30Gy/15fr.  +局所 14Gy/7fr.
組織・年齢関係なく。
髄液播種は別参照。
骨原発 50Gy/25fr.(CTV:骨+5cm、軟部+2cm) 化学療法併用が原則

白血病

照射法、線量 注記
BMT時のTBI -骨随移植前の照射- に記載
全脳、全脊髄 20Gy/cfx 同時も可