頭頚部

    照射法、線量 注記
General principle  

根治照射の原則
1. TPF交替療法:60Gy/30fr

2. TPF交替療法を除く同時化療(CDDP+RTなど)やCmab+RT:70Gy/35fr.

3. 照射単独:70Gy/35fr.

4. 動注化学療法併用の場合は60Gy /30fr.

予防の全頸部照射は44Gy/22fr. high risk例(断端+、節外浸潤+):boost16Gy/8fr.   遊離空腸は60Gy/30fr.を超えない. 気切部については通常の照射野に含め、必ずしも blockしなくとも良い 予防域について. ・照射範囲は転移リンパ節のある隣の領域までとし、 鎖骨上窩の有無を判断する。 ・上中下咽頭癌ではルビエールまで含める. 片側のみ頚部照射適応 1.下記の疾患でN0-1の症例. 2.口腔底・歯肉・頬粘膜癌等で患側に限局. 照射野は患側上~下頚部まで.Sc必須ではない. その他、眼窩腫瘍、耳下腺腫瘍なども。

術後照射はIMRT推奨SIB法(高リスク部位は60Gy/30fr 低中リスク領域は48Gy/30Fr) 歯科でのマウスピース作成を必須
舌癌Tongue cancer T1N0その他 局所外照射60-70Gy(または電子線照射40Gy/4fx )中下咽頭癌に準ずる  
上咽頭癌Nasopharynx   化学療法(照射前)放射線治療 36Gy/20fr. (1.8Gy/fr.)(全頸部+鎖骨窩)化学療法(照射休止) 放射線治療 34Gy/17fr., (2Gy/fr.) (局所boost) 化学療法(照射後) 交代療法(愛知方式)
中(口腔)下咽頭癌 Oropharynx   ・上咽頭癌以外 化学放射線療法交替療法 (化学療法:CDDP+5Fu+TXT:TPF)Day1-5  化学療法Day8-26 30Gy/15fr 2Gy/fr. Day29-33 化学療法 Day36-54 30Gy/15fr. 2Gy/fr.Total 44Gy/22fr.で照射野変更) Day57-61化学療法  
喉頭癌Larynx T1aN0T1bN0 64Gy/32fr.照射単独    70Gy/35fr化学療法あり 66Gy/33fr.  T1aには化学療法は推奨しない(未規定)。
  T2N0 照射単独  40Gy/20fr. +30Gy/20fr.(AHF)化学療法あり  70Gy/35fr 仮声帯進展例は声門上T2に準ずる化学療法のレジメは現在検討中
  声門上T1-T2N0 上中頚部リンパ節を含め44Gy+局所追加照射総線量 T1 66Gy/33fr.T2 70Gy/35fr. 化学療法併用は検討中だが、今のところ線量変更なし。
上顎癌Maxillary   術前、術後は50Gy/25fr.●動注併用、化学療法併用根治は50Gy基本、可能であればboost考慮  
悪性黒色種Melanoma   50Gy/10fx 3fx/w 重粒子線を考慮
唾液腺腫瘍Sarivary gland   根治、術後残存:(可能であれば70Gy/35fx)  術後予防はGeneral Principleに従う.  
全頸部+SCの適応に関して   全頚部か片側頚部かについてはGeneral principle を参照  
原発不明頸部リンパ節転移Occult neck cancer   (原発は中~下咽頭が多いため、全頚部+SCに44Gy/cfx、追加上~下咽頭16Gy(SqCC) )  
グロームス腫瘍glomus tumor   局所 45Gy/25fr. (1.8Gy/fr.) =paraganglioma, chemodectoma, etc.
基底細胞癌Basal cell carcinoma   局所 70Gy/35fr. (>66Gy/33fr.)照射単独根治 CRTのまとまった報告無し