主任教授
主任教授

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山形大学医学部放射線医学講座放射線腫瘍学分野
教授 小藤 昌志

北日本唯一の重粒子線治療施設で、最先端のがん治療と研究に挑戦しませんか?

2024年7月より放射線医学講座放射線腫瘍学分野を担当しております小藤昌志です。当教室は根本建二先生が初代教授を務められ、私が2代目の新しい教室です。他の大学病院と比較すると多くのスタッフが在籍しており、自由な雰囲気で、非常に活気ある教室です。

これから迎える超高齢化社会においてがん治療における放射線治療の役割はますます大きくなっています。そして技術進歩により体に優しいだけでなく根治が期待できる治療法に放射線治療は進化しています。我々の教室では重粒子線治療・高精度X線治療・腔内組織内照射・核医学治療など放射線を用いた幅広いがん治療の診療・研究に取り組んでいます。

重粒子線治療—北日本唯一の先進技術
北日本で唯一重粒子線治療が可能な施設として、東北一円から多くの患者さんを受け入れ重粒子線治療を行っています。重粒子線治療は根治性を高めつつ有害事象の軽減が可能で、日本が世界をリードしている治療法です。この治療を教室の診療、研究の柱としてスタッフと一緒に発展させていきたいと考えています。

最先端の高精度放射線治療
放射線治療は強度変調放射線治療や定位放射線治療と呼ばれる高精度な治療が可能で、腔内組織内照射については、県内で唯一の実施可能な施設です。これら治療法について全国レベルの治療を提供する診療・教育体制を整えています。

核医学治療
今後がん治療のブレークスルーになる可能性のある腫瘍特異的に結合する放射線核種標識物質を用いた核医学治療にも取り組んでいます。

山形大学は、幅広い放射線治療を学び実践できる全国でも稀な環境があります。ぜひ私たちと共に、最先端医療に関わってみませんか?皆さんの挑戦を心からお待ちしています。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

*専門医プログラムの詳細は

http://main.radonco-yamagata-u.jp/

をご覧ください。はじめの3年間で放射線医学全般を広く学び、放射線科専門医を取得します。その後2年の研修を経て、放射線治療専門医を取得します。放射線科専門医プログラムは画像医学講座と密に連携して行われ放射線治療、画像医学、IVR、核医学の知識も習得することができます。

連絡先

山形大学医学部放射線医学講座

〒990-9585 山形市飯田西2-2-2
電話 023-628-5386
メール:radioyamagata[at]mail1.id.yamagata-u.ac.jp(※[at] は @ に置き換えて下さい)